RANCH牧場管理について

サンケイブリードー有限会社は、石川県の広大な河北潟干拓地農場(970ha)に位置し、
3区画の牧場及び25haの自己飼料畑と54haの共同飼料畑を有効に利用し、乳牛(ホルスタイン種)及び肉用牛を飼育しております。
乳牛、肉牛は、長年の研究、努力により、種付けから、分娩、保育、育成、肥育と長期間、全てを当牧場で一貫して飼育しております。
2年間くらいで成牛に成りますが、その間一般的に懸念されるホルモン剤、抗生物質、防腐剤等を使用していない餌を
厳選・使用し、更に、牛の飲水にはアルカリイオン水を用い、安全と健康な牛の生産を基本としています。

サンケイブリードー牛管理について

牛管理のための環境造り

当牧場では、健康で良質な乳、肉牛を仕上げるまでに様々な施策を構じています。
基本的には動物の生理に合った環境、餌、水を重点管理すること、草食動物である牛は、充分な粗飼料が必要で、その為に必要な広大な自己畑にも化学肥料、農薬等を一切使わず、健康な牛の完熟堆肥を利用した『土、草、牛』のリサイクルも重要課題として怠れません。

当牧場で実施されている施策

01

草地管理

  • ①25haの自家牧草地では、有機農法管理で無農薬、無化学肥料(牛堆肥と土壌改良剤としての貝化石を使用)で良質牧草を生産し、サイレージ化(130㎡サイロ9塔使用)、 或は乾草で飽食させている。
  • ②糞尿を固液分離機で分離、多くの機械を使って完熟させ、畑に還元リサイクリングしている。
  • ③糞尿の完熟促進に“古層菌”のバイオ技術が寄与している。
  • ④土の健康の為、糞尿と共に混ざる牛の敷料には、粉砕モミガラを使用している。
  • ⑤大型機械と若いスタッフを多く有しており、草地管理が充分行える。

02

牛舎管理

  • ①牛周辺空気の浄化のため、全ての本牛舎に1馬力の大型換気扇を8機づつ設置し1分間に4,000㎡の空気を入れ替えガス、臭いを除去している。
  • ②夏の暑熱対策として、微細水散布装置を有する。
  • ③常に周辺の美化と牛床の乾燥に留意している。
  • ④牛の飲水は、大型アルカリイオン製水機で浄化、“アルカリイオン水”を与えている。
  • ⑤牛舎毎に、牛のステージ(状態)別管理をしているので、牛の状態管理が極めて合理的に行える。
  • ⑥各牛舎に全て大小のパドック(牛の運動場)を設置してある為、適宜運動させ健康管理がし得る。

03

餌、飼養管理

  • ①粗飼料(自乾草、サイレージ)の飽食を主体とする。
  • ②配合飼料は自家設計でブレンドした栄光ナチュラルミックスを与えている。
  • ③他に、乳酸菌、酵母等ブレンドしたビール粕や、アルコール(酒)ブレンドの大麦等も当社の特徴的飼料。
  • ④コンピュータ管理と、自動給餌システム(4時間毎夜中でも自動的に餌が配られる自動給餌機)が各牛舎に設置されており、牛の生理に合った飼養管理が成されている。
  • ⑤その他、全社員を含めて週に1回はミーティングで牛の状態報告、検討会を実施し適宜改善を進めている。